今日は「読書をさせているんですけど、国語の成績が上がらなくて・・・」という質問に答えていきます。
結論から言うと、国語の成績を上げるのに重要なのは音読です。
小学校の宿題で毎日出ているご家庭も多いのではないでしょうか。
でも皆さん、子どもの音読をしっかり聞けているでしょうか?
サインして終わりになっていませんか?
今日から意識して音読を聞いてみましょう!
それではまず、なぜ音読が大事なのでしょうか?
国語の問題というのは文章の内容を正しく読み取り、設問に正しく答えることが求められます。
ですから最後まで文章を読み切る力が必要なのです。
読書でも文章を読むことには変わりありませんが、読書は基本自分の関心のあるものを読むのですらすら読み進める事が出来ます。
一方国語の問題はいかがでしょうか?
読んでいて面白い!と思うことはありませんよね。
正直つまらないと思います。
国語の成績が上がらない子どもたちは、このつまらない問題を最後まで読み切る事が出来ないのです。
途中で飽きて、最後まで読まずに問題を解くのですから答えも合っているはずがありません。
そんなことあるの!?と思うかもしれませんが、お家に持って帰ったお子さんのテストを見返してください。
設問にしっかりと書いているのに違う答え方をしていることはありませんか?
それは問題をしっかり読むことが出来ていないのです。
私はいつも設問まで声を出させて読ませます。
ですので、まずは問題は解かなくていいので、最後まで集中して読むことが出来る力を身に付けましょう。
じゃあ具体的に何を読ませればいいのか、それは
- 教科書
- 課題図書
- 市販のテキスト
などを出来るだけたくさん読ませてください。
目安としては1日1文です。(小学生が読んで10分程度のもの。)
何度も言いますが、問題は解かなくて良いです。
文章を読み切れないのに設問を解いても意味ないからです。
まずは、1日1文章を音読から始めてみて下さい。
すべての科目の成績は国語で決まる!と言っても過言ではありません。
国語の成績が上がるとそのほかの科目の成績も上がります。
毎日の音読をコツコツ積み重ね、成績を上げていきましょう。
それではまた!
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