こんなお悩みよく聞きます。
いつも字をていねいに書きなさいと言っていますが、なかなか字が整いません。
わかります。
学校でも何と書いているか分からない子たくさんいます。
スマホやタブレットが普及して字を書く機会が減ってきている現代でも、やはり書く場面はまだまだあるのでていねいな字を心掛けたいですよね。
今回の記事を読めば、お子さんがきれいな字を書くようになりますよ。
きれいな字を書くポイントは2つです。
①文字を書くことをストレスにしない
②お手本を示してあげる
①文字を書くことをストレスにしない
正しく漢字を書けるようになるためには、きれいに書くことが大切です。
ただ、日本の文字は、ひらがなは曲線が多く、漢字は学年が上がるにしたがって画数が多くなり、子どもにとって書くのは簡単ではありません。
そのためまず幼児から1年生の指導では、鉛筆の正しい持ち方がポイントになります。
子どもは筆圧が弱かったり、強かったりとアンバランスで、余計な力が入りがちです。
そのため指先が疲れたり、痛んだりして、文字を書くのが苦痛になってしまします。
文字を書くのが苦痛になると、学年が上がるにつれてすべての強化に悪影響を及ぼしてしまいます。
低学年の頃のまだ慣れていない時に無理して書き続けることで、悪い鉛筆の持ち方が定着してしまいます。
また、文字を書く量が増えるほど、疲れ切ってしまって学習が嫌になってしまうのです。
特にノートを書く量が増える4年生以降は、この傾向が強くなります。
ですので、まずは鉛筆の持ち方、そして慣れてきてからだんだん書く量を増やすと良いでしょう。
鉛筆の正しい持ち方は、太い三角形の鉛筆だと定着しやすくなります。
② お手本を示してあげる
正しい鉛筆の持ち方を身に付けたら、次に大切なのはきれいな文字を書くことです。
大人はすぐに「きれいに書こう」「ていねいに」と言いがちですが、
子どもはそもそもきれいな字がどんな字か分かりませんし、
「ていねいに」だとスピードが落ちるだけになります。
そこでお手本を用意する必要があります。
漢字ドリルは真似するだけでいいですが、そのほかの文字はお家の方がお手本を書いてあげましょう。
漢字の「とめ」「はね」「はらい」に注意しながら、まずはゆっくり、そして慣れてきたらだんだんスピードを上げましょう。
いかがでしたでしょうか?
字は人を表すといいます。
きれいな字を書くことは心を整える事でもあります。
是非参考にされてみて下さい。
それではまた!
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