探求力を育む「しなやかマインド」

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今回も前回に引き続き、探求力の話です。

探求力のある子とない子では何が違うのでしょうか?

実は探求力のある子はマインド(心の持ち方)が違うんです!

今回の記事を読むと探求力のある子の心の持ち方について知ることができお子さんの探求力をあげるこことができますよ!

さっそく結論からいうと、 

探求力のある子は「しなやかマインド」を持っている!!

しなやかマインドとは・・・

自分の才能や能力は、経験や努力によって向上できる。やればできるという考え方

アメリカのスタンフォード大学のキャロル・S・ドウェック教授は同じような能力を持っていても一度の失敗であきらめる人とあきらめずにその失敗を次につなげられる人を研究しました。

その研究によると、学問・スポーツ・芸術・ビジネスなど様々な分野で、大きな功績を上げた人の共通点は、「能力に対する考え方」であるということが分かりました。

できるかどうかわからないものにチャレンジすることになった時にワクワクするか、不安になってしまうか?

その分かれ道がこの2つのマインドです。

①硬直マインド

→「持って生まれた能力は変化することはないという考え方」

②しなやかマインド

→「自分の才能や能力は、経験や努力によって向上できる。やればできるという考え方。」

お子さんはどちらのマインドをお持ちでしょうか?

硬直マインドの子は新しいことに挑戦する際に、「どうせ僕にはできないし・・・」

と、挑戦を避けたがります。

一方しなやかマインドの子は「先生!やりまーす!」

と、学ぶ事が大好きでなんにでも挑戦します。

しなやかマインドがあるということは、まさに探求力があるということですね。

じゃあ、わかった!とにかく褒めればいいんでしょ!

と思ったあなた。

要注意です!

子どもは褒めた方がいいとも言われますが、褒め方によってはかえって子どもを委縮させます。

「頭がいいね」「すごいね」

と言ういい方は、一見良さそうですが、子どもの生まれつきの特徴、能力を褒めることになり硬直マインドを植え付けてしまします。

反対に「よく頑張ったね」「嬉しいよ」

というように、子どもが努力したことや頑張った過程に目を向けて声掛けをしてあげれば、もしうまくいかなくても、

「まだできないだけだ。また頑張ろう!」

というしなやかマインドで新しいことにもチャレンジするようになるのです。 

親からもらうメッセージが子どもに与える影響は、親が思う以上に大きのですね。

いかがでしたでしょうか

ぜひ結果ではなく、過程に目を向け、お子さんのしなやかマインドを育みましょう!

それではまた!

公立小学校7年勤務。延べ1000人を超える小学生と関わってきました。
教育の悩みについて無料で相談に乗ります。

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