今日は保護者からよく質問される「そろそろ英語を習わせた方がいいですか?」という疑問に答えていきたいと思います。
結論から言うと英語学習は焦らなくて良いです。
でも、よく英語を覚えるには早ければ早いほど良いって聞きますよね。
外国語が小学校でも教科となり、5,6年生では成績が付くようになりました。
子どもが持って帰ってきた成績表を見て心配になる保護者の方も多いのではないでしょうか。
ではなぜ英語学習を焦らなくて良いのでしょうか?
それは第二言語(英語)の習得には母語が土台となるからです。
こんなデータがあります。日本からカナダへ移住した80名を調査した結果、日常会話については大人も子どもも3か月半で適応したようです。
しかし、英語読解力に関しては幼児期(3~6歳)に移住した子どもよりも中学生になってから移住した子どもの方が習得が早かったようです。
つまりこの結果からある程度日本語の土台を整えてから英語を学ぶことが重要なのが分かります。
第二言語(外国語)は日本語をもとに意識的に学ぶと効果があるのですね。
英語が心配な保護者の方は、親子で会話をしたり、本を読んだり、音読したりする機会を増やし、母語を豊かに育てておくのが英語習得の近道になるかもしれません。
是非、意識してみて下さい。
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