子どものやる気は親の〇〇しだい

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こんなお悩みよく聞きます。

子どもに色々なことにチャレンジさせてみるのですが、やる気がありません。どうしたらよいですか?

たしかに何かをやってはみるものの、これといって努力はしないし、やる気がないようにみえることありますよね。

今回の記事を読めば、お子さんのやる気を引き出し目標達成に繋げることができますよ。

結論

子どものやる気は親のやる気しだい

今回はやる気を=何かを達成しようと努力する事と定義して話を進めていきますね。

アメリカの心理学者デイビット・マクレランドは、親のやる気と子どものやる気の関係について研究しました。

マクレランドは親のやる気を高い順に「極めて高い」「高い」「平均を上回る」「平均を下回る」という4つのグループにわけて子どものやる気を調べました。

その結果「極めて高い」グループは、「平均を下回るグループ」よりも子どものやる気が著しく低下することが分かりました

原因として、親があまりにも高いやる気を抱いているため、子どもに対する関心よりも子どもの成功に対して強く関心を抱いているのではないかと指摘されています。

親は受験などでしばしば子どもに高い水準の期待をかけがちですが、適度な期待をもつことが子どものやる気につながることがこの研究でわかりました。

一方でマクレランドの研究では「平均を下回る」グループでも子どものやる気は小さくなっています。

つまり、親のやる気を押し付けすぎたり、まったくやる気がなかったりすると、子どものやる気にマイナスの影響を及ぼすことがわかります

その後の研究で、子どものやる気の高い親は、「自分の子どもはできる」という信頼と取り組みに対する「温かい励まし」を与えていることがわかりました。

ですので、親は子どもが挑戦する時に、信頼し、温かく見守って、もし手助けが必要なのときは惜しみなく手伝ってあげるのがよいのですね。

いかがでしたでしょうか?

参考になっていれば嬉しいです。

それではまた!

公立小学校7年勤務。延べ1000人を超える小学生と関わってきました。
教育の悩みについて無料で相談に乗ります。

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