今日は自己肯定感を高めるための第一歩についてのお話です。
結論から言うと自己肯定感を高めるには子どもに確かな土台がないといけません。
その土台となるものが愛着です。
ではなぜ愛着が自己肯定感に繋がるのでしょう?
なぜなら子どもが何かに挑戦する時に、
「失敗しても大丈夫。」
「何があっても自分の事をわかってくれる人がいる」
という安心感がないと挑戦できませんよね。
その安心感により子どもが色々なことに挑戦し、自己肯定感を高めていくのです。
愛着と言うと
いつも怒ってばかりで大丈夫かな・・・
頭にきてひどいことを言ってしまった・・・
など自分がちゃんとした親になれていないのではないかと心配している人も多いのではないでしょうか?
大丈夫です。
完璧な親などいません。
以下の愛着のポイント3つを抑えて子どもの土台を築いていきましょう。
その3つとは、
1、安全であること(safe)
2、見守られていること(seen)
3、なだめられていること(soothed)
です。
1、安全であること(safe)
まず、絶対に必要なのは、子どもが安全だと感じられることです。
ですので、親の仕事は子どもの安全を守る事です。
親が身体的危害から守ってくれるだけでなく、感情面でも安全を守ってくれるんだという信頼性が大切です。
2、見守られていること(seen)
次は子どもが見守られていると感じる事です。
子どもと一緒に過ごす量的時間もそうですが、子どもの内側で起こっていることにきちんと注意を向けて下さい。
良いことがあった時は一緒に喜ぶ。
つらいことがあった時は一緒に悲しむ。
そうすると、子どもは気持ちが伝わったと感じるようになり、外的な行動だけで判断されずに、心の中で起こっていることを感じてもらえたと察します。
また、親が子供の心を見守っていれば、子どもは自分心を見守れるようになります。
そのことが自立心や立ち直る力に繋がります。
3、なだめられていること(soothed)
最後につらいときは見守り、なだめること。
子どもをなだめるとは、困難から救ってあげる事でなく、困難を乗り越えられるようにサポートする事です。
子どもから必要とされたときにそばにいてそっと手を差し伸べてあげることが大切です。
いかがでしたでしょうか?
今日は子どもの自己肯定感を上げる第一歩「愛着」の話をしました。
子どもが安心して色々なものに挑戦し、そして時には失敗しても「よし、次は頑張るぞ!」
と思えるのは、大前提として家族など安心していられる場所があるからなんですね。
是非、みなさんもお子さんの安全地帯になれるよう今日のポイントを意識してみて下さいね。
それではまた!
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