「今日は子どもがすぐキレて困っています。」
というご相談にお答えします。
子どもがキレにくくなるためにはどうしたらいいでしょうか?
この記事を読むと、子どもがキレにくくなるのはもちろん、自分で問題を解決できるようになります。
皆さんこのようなお悩みをお持ちのようです。
遊びを止められてキレる。
ゲームに負けてキレる。
お風呂に入らないと言ってキレる。
学校でもトラブルばかり、先生から毎日のように電話がかかってくる。
子どもの将来が心配。
結論、子どもをキレにくくさせるためのポイントは以下の2つです。
1、子どもを通常状態に戻してあげる。
2、子どもの通常状態の範囲を広げてあげる
1、子どもを通常状態に戻してあげる。
まず大前提として子どもが何かにキレるときは2つの反応をします。
感情を外に出すか中に閉じ込めるかです。
外に出すと暴力や暴言を吐く、物に当たったりしますね。
中に閉じ込めると「もういい!」といって何も話さなくなりますね。
それでは皆さん思い出してください。
こういった状態の時に子どもに説教をして上手くいった覚えはありますか?
おそらくないですよね。
たいていはもっと激しくなるか塞ぎ込むかだと思います。
そうなんです。
まず子どもに何かを話したいときは通常の状態に戻してやらないと話が聞けないのです。
ですので、まず子どもが切れたときに親ができることは、子どもを通常の状態に戻してあげることです。
では子どもを通常に戻すにはそうすればよいでしょうか?
それは子どもをなだめることです。
大人はついつい子どもがキレたときに子どもの悪い所を指摘してしまいますが、そこはぐっとこらえて下さい。
そして子どもの気持ちを聞いてあげて下さい。
例
「〇〇君、どうしたの?」
「僕はまだ遊びたかったのに、お母さんが止めたからおこったんだ!」
「そうだったんだね。まだ遊びたかったんだね。」
大事なのは共感です。子どもは話を聞いてもらえると落ち着き、通常の状態に戻る事が出来ます。
これは私も学校でよくやっていました。
どうしてほしかったのか大人が話すのはその後でいいのです。
とにかく子どもが話を聞ける状態に戻してあげましょう。
2、子どもの通常状態の範囲を広げてあげる
キレにくい子というのは頭にきても自分で自分をコントロールできる子です。
では自分で感情をコントロールするためにはどうすればよいでしょうか?
それは不快な感情がうまれたときにうまく解決した経験を積み重ねることです。
最近は子どもが不快な思いをすることがないように先回りして環境を整える親もいますが、少し待ってください。(気持ちはわかりますよ!)
不快な思いをすることは子どもが感情をうまくコントロールするために大切な経験に繋がります。
キレそうになったときこうしたらうまくいった。
その経験が子どもの通常状態の範囲を広げ、キレにくくなります。
親ができるのは、子どもを困難から守るのではなく、困難に寄り添い、見守る事です。
以上、子どもをキレにくくさせるための2つのポイントでした。
いかがでしたか?
今日のポイントをお子さんがキレてしまった時に思い出して試してみて下さい。
キレた時は成長のチャンスですよ~!
ではまた!
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